出産祝いのお返しとして出産内祝いを贈るのがマナーですが、子供の名前を入れた名入れ商品が人気を集めています。自分達の子供の名前を皆さんの覚えて頂くことが目的でもありますが、記念に残るのも一つの理由です。とはいえ、自分の子供ではないので、食器などのずっと残るものよりは、食べ物の方が人気です。名前を覚えながら、おいしく食べて頂けるお菓子に名入れをして出産内祝いとして贈る人達が多いです。
金額の相場は、出産祝いで頂いたものの半額くらいが目安となっており、贈る時期はお宮参りの頃とされています。もともと出産内祝いというのは、これから子供がお世話になるであろう方々に、出産のご報告をするとともに、家に招いてお披露目の宴を開くのが主流でした。これは欧米のベビーシャワーと同じような習慣だと考えられます。しかしご近所付き合いなどが希薄になってきた現代では、親しい友人などに頂いた出産祝いのお返しの品を贈るというものに変化して定着しています。
とはいえ最近では、昔ながらの出産内祝いのように、家でカジュアルなパーティーを開催する方も増えてきているようです。お帰りのプチギフトとして、名入れの品を手土産として持ち帰ってもらうのも粋なはからいであると感じます。お披露目パーティーのメリットは、実際に子供と顔を合わせてもらうことで、より親しみを感じてもらい、これからの子供の将来をお願いするという意味でも良い方法だと思われます。様々な趣向をこらして、オリジナルのパーティーを開くのも楽しいでしょう。
Leave a Reply